学会に参加してきました

5月に第60回日本卵子学会学術集会、6月に第55回北陸生殖医学会学術講演会が行われ、当院の培養室も研究結果を発表してきました。

 

60回日本卵子学会学術集会は、広島県広島市の広島国際会議場で行われました。

図1.png













演題:新鮮胚盤胞移植の選択基準についての検討

 

演題内容:胚盤胞移植の妊娠率を上げるためには、どのような胚盤胞を選択するべきか検討しました。新鮮胚盤胞移植において、胚盤胞の発生日と大きさが妊娠率に影響していました。

 

学会の合間に、広島市にある原爆ドームを観てきました。歴史や戦争の悲惨さを痛感する機会となり、間近で世界遺産を見学する貴重な体験となりました。

図2.png

 












55回北陸生殖医学会学術講演会は、金沢大学付属病院で行われました。




図3.png

 













演題:胚のステージと移植方法別臨床成績の比較

 

演題内容:年齢別に媒精方法や移植方法の妊娠率を検討しました。患者さんの背景や過去の治療歴によって最適な方法が異なるため、十分に考慮して治療方法を決定していかなければならないことを再確認できました。

 

学会に参加したことで他施設での研究・解析の発表を拝聴し、新しい技術や情報を得ることができました。


今後もより良い治療が提供できるよう、研究を重ねて参ります。


カテゴリー
アーカイブ