抵抗せよ。
すぐに役立つ人になるな。
誇り高き0(ゼロ)であれ。
その仕事は
ともに生きるためにあるか。
直木賞作家、伊集院静氏の 「贈る言葉」 の一節である。
4月1日、今日は日本全国でたくさんの若者たちが社会の仲間入りをしました。
胸ときめかせ門をたたいた人、不安につぶされそうになりながらも門をたたいた人、
いろいろでしょう。
今日、皆さんは新たなる世界に、大人の領域に、スタートを切ったのです。
大人というのは自分の責任を果たせること、同時に自分以外の誰かに何か
をしてあげられる力を持っていること、自分以外の誰かに力を与えることが
できること、それが大人だと思います。
今は何もできないかもしれないし、何の役に立つこともできないでしょう。
それは我々が社会人になった時と変わらない。
でも、我々にないものが皆さんにはある。 我々は皆さんに期待しています。
当クリニックにも一名、新入社員が入りました。 20歳の「彼女」です。
お昼休みに声をかけました、元気か ・・・
ハイ、元気です ! でも、緊張と慣れない仕事で そんなはずはないよね・・・
負けるなよ ・・・
遠く離れた地に住む小職の娘と同じ歳です。 今日は一日、「彼女」の父親になった思いです。
新社会人に 乾杯 !
今年は、伊集院氏は若者にどんな言葉を贈るのだろうか・・・