ぱんぱんに大きくなった胚盤胞は、透明帯を破るために、最後の力を振り絞って、さらなる収縮と拡張をしながら、透明帯を押し破ります(孵化)。
透明帯から出てしまえば、後は子宮に着床するのみです。
子宮も、孵化し易いように透明帯を溶かす酵素を出したり、内膜を肥厚させたりと、いろいろな準備を整えています。
ここで、初めて赤ちゃん側と、お母さん側が結合することになるのです。
上の写真は、まさに胚盤胞が孵化しているところです。
右側に飛び出ている方が、胎児となる側です。これから、全部が脱出して、殻(透明帯)を脱ぎ捨てます。