受精卵という、新しい核を持ったひとつの細胞が、2細胞→4細胞→・・・と、分裂を始め、細胞を増やしていきます。
これは、途中までは受精卵と体積が変わらないため、割球ひとつ、ひとつが小さくなっていきます。
やがて、何分割かの後、割球は融合し始め、その境目がなくなって来てひとつの塊の様になります。
桑の実のように見えるため、桑実胚と言われています。
やがて、この桑実胚は大きく膨らんで行き、胚盤胞というかたちになって行くのですが、そのお話はまた後日。
トワ子『今年は、私の年ね。』
たまこ『何の事ですか?先輩。』
トワ子『この前、芥川賞の発表があったでしょう?その中のひとりで、朝吹真理子さんという方が受賞したんだけど、その「きことわ」ていう作品の中に、永遠子ていう主人公がでてくるの。絶対私の名前から取ったんだわ。』
たまこ『・・・。』